土地価格の比較方法について
<<
作成日時 : 2008/05/20 23:41
トラックバック 0 / コメント 0
不動産販売広告で稀に、
『敷地面積○○u ※傾斜地○○u含む』
といった物件を見かけます。
このような物件が、高いのか、安いのかは、どのように判断すればよいのでしょうか。
以下に、実例でご紹介いたします。
物件A
総面積500.08u
平坦地の面積241.10u
傾斜地の面積258.98u
販売総額4,160万円(1u当たり8.3万円)
物件B
総面積614.76u
平坦地の面積274.46u
傾斜地の面積340.30u
販売総額5,010万円(1u当たり8.1万円)
物件A、Bは、ある造成団地内の建築条件付宅地です。
この造成団地内の他の物件の販売価格は、坪当たり55万円(1u当たり16.6万円)前後です。
物件A、Bの1u当たりの単価は、周辺の売り物件価格と比べ、大幅に低くなっていますが、傾斜地を含んでいるので低くて当然であり、どの程度低ければ満足いく価格なのかを検討しなければ、高いか安いかを判断することは出来ません。
つまり、傾斜地部分が、どの程度値引きされているかを知る必要があります。
この物件の場合、以下の式に当てはめて、求めることが出来ます。
{販売総額 − (16.6万円×平坦地の面積)} ÷ 傾斜地の面積 = 傾斜地の1u当たりの販売単価
物件Aの傾斜地の販売単価は、1u当たり約6,100円で、平坦地と比べ、△96%の値引き。
物件Bの傾斜地の販売単価は、1u当たり約13,300円で、平坦地と比べ、△92%の値引き。
この物件に関しては、A、Bともに、傾斜地部分は、ほぼ価値無しと見ているようです。
あとは、傾斜の程度、方角などから、ご自身にとっての傾斜地の利用価値・可能性を検討し、高いか、安いか判断します。

|